s u i r a n

暑い暑い夏のような日にたくさんの段ボールに本を詰めて

台車でごろごろやってきたsuiranの土屋くん。

「途中で台車がひっかかって段ボールが落ちそうだった」ってにこにこ笑うその顔は

なんだかなぁ〜

彼に会うとすぐにぽっと生まれる心地よい空気。

こちらもふふっと笑顔をもらう。

坊主がよく似合う彼はどこか昭和の雰囲気を漂わせてる。

彼に袴とシャツを着せて桐生の町を歩かせたら

まるで書生さんみたいだな。。。

なんてひっそりと妄想したりする。
会ってばっかりの頃はその雰囲気から

ずっと歳上だと思って恐縮していたのだけれど、

実はずいぶん離れた弟のような存在で、

土屋くんの活躍を勝手にお姉ちゃん目線で

嬉しく思ってる今日この頃。

えらそうにごめんなさい。。。


本当に本が大好きなんだなぁっていうのは

彼の本を扱う手付きでわかる。

いつもどこか恥ずかしげに

遠すぎも近すぎもしない絶妙な距離でお客さんと話してる。

人と本を繋ぐ橋渡しをさりげなく、本人も気づかない間にしちゃってる。

すごい。すごいなぁ。。。

まったくそれに気づいていないもんだから

これまたすごいなぁ。。。

こういうのを天職というんじゃないかなぁ。

なーんて、いつも横目でうかがってたりする。
チャツネがオープンするのをきっかけに、

suiranに本をセレクトして置いてもらうことになった。

彼のセレクトを好むお客さんはとっても多い。

だれかに送りたくなる本、とってもマニアックな本、

装丁が素敵な本、かっこいいアートワークの本、

山の本、食べ物の本、わたしの好きな作家さんの本、動物の本、

お店の雰囲気やお店に来るお客さんを想像して選ばれてるsuiran色の本棚から、

ああ、うちのお店ってこんな風なイメージなんだなって

なんだか本から教わって嬉しくなる。

今回大きな本棚を廊下に置く事になって、

彼にまた本を置いてもらいたいとお願いした。

二つ返事で快く受けてくれるフットワークの軽さに感謝。

大きな本棚に配置される本たちがどこか誇らしげにいる感じが

たまらなくいいな。
6月の頭よりお店を廊下までひろげてゆっくり本を眺められるスペースを作りました。

京都の恵文社一乗寺店さんセレクトの古本や、

前橋の絵本屋さんフリッツアートセンターの絵本もありますよ!


チャツネに置いてある本たちはすべて購入可能です。

ぜひ一度ごらんください。


////// お し ら せ //////

6月22日(sun)に古本屋suiranの土屋くんが
お店に出張販売しにきてくれることになりました。
本棚からも想像できるようにとっても素敵な方です。
そしてこの日はチャツネでもお豆を取り扱っている、
大好きな珈琲屋さんkaffaさんが
美味しい珈琲を淹れにやってきてくれます。

しっとり梅雨の一日を本と珈琲でゆっくりと。
贅沢だなぁ〜
チャツネはオープンサンドやキッシュなどを
販売しようかと思っています。  

詳細はのちほど。。。